2016年2月2日火曜日

1歳半検診の備忘①この時期の子どもに大切な声かけ・遊びとは?

今日も元気に歩き回る1歳半の娘。
先日、1歳半検診へ行ってきました。

以前、1歳半検診に向けて積み木の練習をしていた方のブログを拝見したことがあります。
でも我が家は、下調べや練習は特にせず、当日を迎えました。

検診のために練習して準備するのではなく、ありのままの娘の成長を判断してもらったほうがいいのではないかと考えたからです。

実際に当日、どんな質問が来て娘がどう対応するのか、ありのままをわたしも知りたかったのです。


また、検診では事前に問診票が配られていました。
それを回答する中で、まだ「パパ」しか言わない我が子は言葉が遅いんだな・・・と薄々感じながらの参加でした。


実際に検診では、いくつかのイラストを見せられ「ワンワンどれかな?」と質問されることも。

とっさに「なるほど、クマちゃんならわかるかもしれないけど、ワンワンはわからないだろうな・・・」と思いました。

そしてその通り、娘はキョトンとして、スタッフさんの顔を見つめていました。


検診のあと、発達相談もできるとのことだったので言葉の心配もあり、参加してきました。


検診を通して覚えていることを共有しますね。

この時期の子どもに最も大切なのは、
食べること。

とのお言葉。

うちの子、言葉は遅いかもしれないけどよく食べるので、その点は安心しました・・・


あと知らなかったのはハミガキのやり方。
これはちょっと調べて図も入れたいので、また別の記事にしますね。



そして発達相談へ。

まず、積み木やブロックを使って、求められることができるか見てくれました。

具体的には、小さな四角い積み木をいくつ積めるか。
◯△□のブロックを、それぞれその形の隙間に入れられるか。


娘の反応を見ながら、これくらいの月齢の子ができること、できないことを教えてくださいました。


まずは積み木。
積み木は、大人は親指と人指し指を使って掴み、横から積むのですが、1歳半の子どもにはそれができません。

1歳半の子どもは、手全体で積み木を掴み、上から積むそうです。
しかも横からではなく上から積もうとするため、すでに積まれている積み木を自分の手で隠してしまう状態で上に乗せるため、感覚で乗せることとなり、上手に積めず、すぐ崩れてしまうそうです。

その状態でみっつ、よっつ積めれば大丈夫だそうです。



そしてブロック。
◯のブロックは◯の部分へ、△のブロックは△の部分へはめるだけなのですが、これがなかなかできません。

隣が◯なのに、真剣に△の部分へはめようとしたり。

順番にはめようとするので、いつかははめられるのですが、横で見ているとヤキモキします。

でも、こういうものだそうです。


このくらいの月齢では視野が狭く、自分の見ている一点しか見えていないそうです。

すぐ隣であっても、本人には見えていないそうです。

だから一生懸命、形の違うところにはめようとするんですね。


そして、できないことを頑張ってやらせるのではなく、できるようにサポートして、できたら「できたね!すごいね!!」と褒めることが大事だそうです。

ほぼほぼ手伝って、できるように持っていって、できたら褒める。

これが大事。

子どもは褒められることで意欲がわくそうです。

そして、それを繰り返すことで、仕組みを理解し、面白さを知り、やり方を覚え、ひとりでできるようになるそうです。

遊び方も、喜び方もわからないのに、ひとりで遊べるようにはならないそうです。

何をどうやったら「できた!」なのか、わからないまま遊べないということなんですね・・・

なるほどです。



そして普段は体全体を使う外遊びと、指先を使う室内遊び、両方バランスよくさせることも大事だそう。

体全体を使う遊びは、すべり台やブランコなど。
ブランコはまだ子どもだけではできませんので、親と一緒に乗ってゆらゆらする程度。


指先を使った遊びは、ペットボトルにストローを入れたり出したりして遊んだり、入れ物におはじきを入れたものでザクザク遊んだり。

もちろん、積み木もですね。


そして、この月齢の特徴でもある指差し確認にきちんと答えること。
ここから言葉も出てきます。

いや、わたしちゃんと答えてるけどなぁ。


娘は言葉としては「パパ」しか言いませんが、コミュニケーションはとれます。

「クマちゃんどこ?」「お茶飲んだ?」と聞くと、クマちゃんを指差したり、お茶を持ってきたり。


何かしてくれたり、できたときに「ありがとう!」「すごいやん!」と言うと、嬉しそうにしてパチパチ手をたたきます。

ママくらい言ってほしいところではありますが・・・


言葉かけとしては、「パパにこれ持って行って」とお願いして、できるかどうかも大事だそうです。

遊びの中でも、絵本やオモチャを使って「◯◯どれかな?」と聞いて指差しさせるなどの会話を取り入れるのも良いそう。


最後に。

1歳半という月齢は個人差がとてもとても大きいそうです。

10個も言葉が話せる子もいれば、まだ喃語の子もいます。

歯が生え揃ってる子もいれば、まだ2本の子もいます。

その子、その子の成長スピードがあって、全て正解です。

だから隣の子と比べて一喜一憂しないこと!

とっても大事なことが聞けました。


次は発達相談で質問した赤ちゃん言葉について、書いていきたいと思います。

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